LINEとヤフーは8月2日、「LINEギフト」「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」において、出店者や出店希望者などへの営業活動に関する連携を新たに開始したと発表した。LINE、Yahoo!JAPANのeコマースサービスでの連携を強化し、LINEギフトの幅広い商品ラインアップとユーザーの利便性向上を目指す。
LINEが提供する「LINEギフト」は、LINEのトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービス。コロナ禍で離れていても、オンライン上でギフトを送りたいとの傾向が高まっていて、2021年5月に累計ユーザー数は1500万人を超え、20年の年間総流通額は前年比250%となった。
また、Yahoo!ショッピングとPayPayモールでは、約4億点以上の商品を取り扱っていて、両社によると商品数は国内ECで最多だという。
新たな連携ではまず、Yahoo!ショッピングとPayPayモールに出店している加盟店を対象に、LINEギフトへの出店を促進する。今後は営業活動以外の連携についても検討していく。
両社は、21年3月に行われたZホールディングスとLINEの経営統合を経て、グループ企業となった。今後は、ユーザーの安全安心やデータガバナンスに関する各種課題の改善を前提とし、さまざまなサービスの連携を強化していく考えだ。
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