PayPay銀行は10月7日、個人口座開設時の本人確認方法として、マイナンバーカードを活用すると発表した。第三者によるなりすまし申請の防止や、スムーズな本人確認を実現することで、ユーザーの利便性を高めるのが狙い。
従来の本人確認方法である「eKYC」では、自撮り画像や運転免許証など本人確認書類の撮影が必要だったが、マイナンバーカードを使った本人確認では、NFC対応のスマートフォンでカードを読み取ることで、そうした撮影の手間や個人情報(氏名、住所、生年月日)の一部入力が不要に。今後は本人確認の方法として、ユーザー自身がeKYCかマイナンバーカードかを選択できるようになる。同行によると、銀行口座開設にマイナンバーカードを活用するのは日本初の事例だという。
同行は今後、投資信託など行内の他の業務へのマイナンバーカード活用も検討する方針で「銀行内の口座開設事務の効率化を図り、よりスピーディーに口座開設対応ができるよう進めていく」としている。
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