PayPay銀行が4月5日、ジャパンネット銀行から社名を変更し営業を開始した。PayPayとの連携を強化し、「スマホで日本一使われる銀行を目指す」としている。
Zホールディングスは、ヤフー傘下にあった金融事業の「PayPay」ブランドへの統合を進めている。すでにOne Tap BUYがPayPay証券に名称変更しており、各社のブランド変更を通してシナジーを訴求する狙いだ。
キャッシュカードやトークン、トークンアプリは従来のものをそのまま使用する。銀行コードや支店名、支店番号、口座番号なども変わらない。サイトのURLは、主要ページを「paypay-bank.co.jp」に変更した。4月5日以降、順次、すべてのページを「japannetbank.co.jp」から切り替えていく。
従来のスマホアプリもアップデートし、デザインを刷新した。また新機能として、アプリをキャッシュカード代わりにしてセブン銀行ATMで現金を入出金できるアプリATMに対応する。アプリATMは、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行などが対応しており、採用が広がっている。
4月5日、ジャパンネット銀行がPayPay銀行へ その狙いとシナリオ金融構想 とは?
PayPayユーザー数3500万人突破 日本の人口の3割に
ジャパンネット銀行、即日オンラインで口座開設可能に PayPay連携強化
PayPayがジャパンネット銀行の勧誘強化 口座開設などの媒介開始
住信SBI銀行、スマホがキャッシュカード代わりになる「アプリでATM」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング