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» 2021年10月13日 17時00分 公開

格安航空ピーチ、行き先を選べない“旅ガチャ”自販機を渋谷に設置 支払いはPayPay1回5000円、行き先は国内11ケ所から

コロナ禍で売り上げが減少した観光業界や航空業界を盛り上げようと、Peach Aviationが国内11路線の航空券購入に利用できるポイントなどが入った、カプセルトイ自販機「旅くじ」を渋谷に設置した。航空券の行き先を選べない点が特徴。決済方法はPayPayのみ。

[樋口隆充,ITmedia]

 コロナ禍で売り上げが減少した観光業界や航空業界を盛り上げようと、格安航空会社(LCC)「Peach」を運営するPeach Aviationは10月13日、国内11路線の航空券購入に利用できるポイントなどが入った、カプセルトイ自販機「旅くじ」を渋谷・PARCO(東京都渋谷区)に設置した。航空券の行き先を選べない点が特徴で、くじは1回5000円。決済方法はQRコード決済「PayPay」のみ。

photo Peach Aviationが設置したカプセルトイ自販機「旅くじ」(同社提供)

 同社は同施設の6階エスカレーター横の特設会場に12月末まで自販機を設置する。カプセル内には航空機の行き先、6000円分以上のポイントと交換できる英数10桁の専用コードとパスワードを記載した紙を封入。ポイントは航空券購入時に利用可能だ。座席の混雑状況に応じて航空券の価格が変動するため、利用日によっては片道分の航空券さえも賄えない可能性もあるが「運がよければ往復分の航空券を購入できるくらいのポイントが当たる可能性もある」(同社)という。くじで当たる最大ポイント数は「非公表」としている。

 航空券は成田国際空港(東京国際空港、千葉県成田市)発のもので、札幌(新千歳)、福岡、大分、長崎など11空港の中から行き先をランダムに割り当てる。このため、同社は「カプセルを開封するまで行き先が分からないドキドキ感を、利用者に楽しんでほしい」と話す。

photo 成田空港から国内11都市に

 その他、旅行先の観光地を巡る際のミッションもカプセルに同封。例えば「カニを苦労して剥き、隣の人に与えよ(手袋着用で)」(札幌)、「鬼の洗濯板で洗濯(するふり)してきて」(宮崎)などのミッションがあるという。同社は「有名な観光名所だけでなく、知名度が低いがこれを機に知ってほしい場所を社員がセレクトした」と説明。航空会社としての知見を生かし、利用者が初めて訪問した場所でも楽しめるよう工夫を凝らした。

 自販機の設置は、大阪・心斎橋のPARCO(大阪市中央区)に次ぎ、2カ所目。大阪では8月の設置以降、これまでに3000個以上のカプセルを販売。若手社員を中心に約1カ月程度で企画し、TikTokでは「#旅くじ」関連の動画が計540万回以上再生されるなどSNSで話題になっていた。

 「これまで訪問したことない観光地を旅行してもらい、地域活性化にもつなげたい」(同社)

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