9月30日に緊急事態宣言が全国的に解除され、「Go Toトラベル」の再開への期待も囁かれる中、ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント(東京都港区)は、郷土料理が魅力的な都道府県ランキングを発表した。1位は129票獲得した「北海道」だった。
2位は「広島県」(128票)、3位は「大阪府」(126票)、4位は「福岡県」(98票)、5位は「愛知県」(92票)だった。
1位の「北海道」は、「日本の食料基地」として知られ、周囲を海に囲まれた地形から、世界有数の漁場として海産物にも恵まれている。石狩鍋やサケのちゃんちゃん焼き、特産品のジャガイモを使ったいも餅など、郷土料理も海の物から山の物までそろう。
2位の「広島県」は、豊かな自然があり農業や漁業も盛んで、さまざまな農産物や海産物の産地としても知られる。カキの生産量が全国1位で、カキ飯やカキの土手鍋などさまざまな郷土料理が魅力。一部の地域にあるワニ(サメ)料理は、広島ならではの郷土料理である。
3位の「大阪府」は、江戸時代に「天下の台所」といわれ、発達した食文化を持つ。お好み焼きやたこ焼きなどの「粉もん」や、だし文化発祥の地で、船場汁などの郷土料理が代表的だ。
長引くコロナ禍での外出自粛や県をまたぐ移動の制限により、地方の飲食業や環境産業は大きなダメージを受けた。緊急事態宣言の解除は、地方産業の回復の一助となるか。
今回の調査は、gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングが提供する投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計した。期間は21年8月11〜25日、有効回答数は1372人。
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