ビックカメラが、大型家電の無料下取りサービスを12月6日より開始した。同社が重要経営課題として掲げる循環型社会(サーキュラーエコノミー)実現に向けた事業。
テレビや冷蔵庫などの大型家電買い替え時に下取りを申し込むと、配達と同時に不要となった家電を無料で下取りする。実施店舗は「ビックカメラ池袋本店」(東京都豊島区)と「大宮西口そごう店」(さいたま市)で、東京23区と埼玉県全域を対象エリアとする。リサイクル料金をかけずに、家電を回収しリユースするサービスとして訴求する。
対象となる商品は、製造から15年以内のテレビや、7年以内の冷蔵庫と洗濯機。いずれも買い替え時のみが対象で、故障や破損がある場合やリモコンや給水ホースがない場合は対象外となる。
対象店舗やエリアは順次拡大する予定で、同社は「サービスを開始することで、企業価値の向上と循環型社会の実現へ貢献していくことを目指す」としている。
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