一方、メニューは売れ筋に絞って半分まで減らし、調理時間と仕入れの費用を省くなどのコスト削減を徹底。ロサンゼルスで流行していたデリバリーアプリにも複数登録し、宅配と持ち帰りのプロモーションにも力を入れた。
デリバリーアプリでは、同店のすしが人気を集め、アプリ運営会社がテレビCMまで放映。コロナ禍でも3時間待ちになることもあるほどの盛況という。
20年の直営店10店舗の売上高は前年比11%増の34億円で、グループ全体の純利益は過去最高となった。21年の業績は、6月に飲食店の規制が緩和されたことで、堅調に推移しているという。
上地氏は「賃上げ実施で、覚悟を決めたから、良い結果につながった。従業員と共にグループも成長していきたい」と話した。
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