顧客の行動を徹底分析 CX向上につなぐSaaS「Amplitude」とは

[ITmedia]

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　いま多くの企業がビッグデータ活用やDX推進を掲げ、データ分析に取り組んでいる。さまざまなビジネスで重要な課題になっているカスタマーエクスペリエンス（CX）も、その一つだ。

　しかし、実店舗に加えてWebサイト、アプリ、SNSなど、企業と顧客の接点が多様化する中、CX改善につながるデータ分析を実践するのは簡単ではない。扱うデータ量が膨大になり、分析に多くの工数を要する。何よりも、データからCX改善に向けた“示唆”を抽出できる専門的なノウハウや人材が多くの企業で不足している。

　そこで注目を集めているのが「プロダクトアナリティクス」と呼ばれる、ユーザーの行動を分析するオートメーションツールだ。特にAmplitude日本法人のSaaSサービス「Amplitude」（アンプリチュード）は、こうした課題を一挙に解決できることから、日本国内でも導入が加速している。

　AmplitudeではWeb、アプリ、オフライン間のユーザー行動を統合して分析できる他、コンバージョンにつながる先行指標を瞬時に導き出せる。例えば「アプリのバナーをクリックしたユーザーのx％がy日以内に来店する」といった回帰分析もほぼ数秒で結果が得られる。

　ビジネスチャンスの宝庫である顧客データから得たインサイトを、CX向上に役立ててビジネスの成長につなげる。Amplitudeを活用し、プロダクトアナリティクスに取り組んでみてはいかがだろうか。

ITmedia ビジネスオンライン編集部の「ここがポイント」

　Amplitudeでは顧客の興味・関心ごとにペルソナ化できる他、指定したコンバージョンと相関がある施策を導くこともできます。自社で導入済のデータベースやBIツールなどと連携できる点も魅力。海外では3万社以上が導入し、データ分析の時間短縮やプロダクトの購入率アップといった効果が報告されています。コーディングやSQLの知識がなくても扱え、日本では導入から分析まで一気通貫でサポートを受けられるためデータ分析の初心者でも安心です。