消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
小学生・幼児の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」を運営するARINA(仙台市)は、中学生以下の子どもを持つ保護者を対象に、YouTube動画に関する調査を実施した。中学生以下の子どもがよく視聴しているYouTube動画を聞いたところ、1位は「HikakinTV」(85人)だった。
次いで、「はじめしゃちょー(hajime)」(24人)、「東海オンエア」(15人)、「Fischer's-フィッシャーズ-」(14人)という結果に。
HikakinTVと答えた人からは、「子どもと安心してみられるから」「テレビゲームが好きだから」「ヒカキンさんの動画は見る人をワクワクさせてくれるので」という声が聞かれた。
はじめしゃちょー(hajime)と答えた人からは、「内容が明るく、子どもでも分かりやすい」「はじめしゃちょーは一般人ではできないような夢がある企画をしている。子どもは面白く見ているようだ」という意見が挙げられた。
東海オンエアについては、「動画内のノリや企画が面白いから」「コンテンツが非常に豊富で見ていて面白いから」というコメントが寄せられた。
Fischer's-フィッシャーズ-は、「メンバーの協調性が見ていて好き」「冒険的な内容がとても楽しいから」といった声が聞かれた。
「その他」と回答した人は53人だった。回答者からは、「『トイキッズ』完全子ども向けの動画になっていてよく見てマネして遊んでいる」「『BTS、韓国人のAMSR』BTSはかっこいいから。韓国人の食べてる音が本当に食べたくなる程の良い音だから」といった声が寄せられた。
ARINAは、「子どもをターゲットとしたYouTuberも多く登場する中、『HikakinTV』が圧倒的人気を博していることが分かった。安心して視聴できるという声が多いことから、『HikakinTV』の明るくクリーンな内容が親世代に強く支持されていることが分かる」とコメントした。
今回の調査は、全国の中学生以下の子どもを持つ保護者を対象にインターネットで行った。調査日は2月27日で、有効回答数は200人(10代:3人、20代:47人、30代:80人、40代:47人、50代:18人、60代以上:5人)。
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