運動会、中止や短縮で「内心ホッとしている保護者」は55% 理由は?喜んでいる人も

» 2022年04月25日 15時53分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

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 コロナ禍で運動会が中止や簡素化され、内心ホッとしている保護者は半数以上――。そんな結果がスリーエムの調査で分かった。

子どもの運動会を楽しみにしているかどうか(出典:プレスリリース、以下同)

 子どもの運動会については、83%が「毎年楽しみにしている」と回答。リレーや表現ダンスといった、日常生活ではなかなか見られない子どもの成長を確認できる機会を楽しみにしているようだ。中には、普段なかなか会えない保護者との交流を楽しみにしている人もいた。

中止や短縮でうれしい理由は

コロナ禍で運動会が中止や短縮され内心ホッとしているか

 「中止や短縮運動会が増え内心ホッとしているか」については、半数以上の55%の人が「はい」と答えた。

 「PTAによる運動会の手伝いや、早朝からの場所取り」「仕事を休まなくてはいけないこと」「ママ友との絡み」「義理の両親の分のお弁当も作らなくてはいけない」など、コロナ禍前の運動会で憂鬱だったことが解消されたことが理由のようだ。

コロナ禍前のような運動会に戻って欲しいか

 一方、「コロナ禍前のような運動会に戻って欲しいか」については、半数以上の56%の人が「はい」と回答。簡素化された運動会では物足りないと考える保護者も一定数いた。

 調査は2022年4月、インターネット上で実施。20〜50代以上の男女100人を対象にした。

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