日本スキー場開発(長野県白馬村)は、白馬八方尾根スキー場内に貸し切りサウナなどを備えた「Hakuba Mountain Beach」を4月29日〜5月8日限定でオープンする。スキーのできないグリーンシーズンのみの提供していたHakuba Mountain Beachを、大型連休でスキーシーズン最後の10日間であるゴールデンウィーク中に提供することで、利用者増を狙う。
Hakuba Mountain Beachは、白馬八方尾根スキー場のゴンドラ山頂にあるうさぎ平テラス屋上に位置。標高は1400メートルで、八ヶ岳や浅間山などを見渡せるロケーションだ。カフェやビーチ風の休憩所、予約者限定の貸し切りのアウトドアサウナ、BBQを提供する。
アウトドアサウナは、設備をリニューアルし、テント状のものを4台備えた。1台の収容人数は4人まで。全て薪ストーブでの加温、セルフロウリュを楽しめるようにした。各テントサイトには、北アルプス山麓の地下水を使用した水風呂と、簡易更衣室を用意した。
サウナは完全予約制で、利用時間は1時間半。料金は、ゴンドラ往復チケットと専用駐車場の利用料を含めて5300円、リフト1日券を購入したスキー利用者の場合は3500円だ。
同社は「今シーズンは積雪量も多く、兎平テラスからの山頂ゲレンデにはまだ4月20日時点で2メートルを超える積雪量があり、春スキーを楽しむ環境が整っております」と、春スキーをアピールしている。近年人気の高いサウナと、春スキーを掛け合わせることで利用者の拡大を狙えるか。
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