ワークマンが5月に発売した「ゴルフ向けウェア」が好調だ。「予想をはるかに上回る販売状況」(同社)だといい、予定を前倒しし、第2弾となるウェアを7月初旬に発売する。
初回分で最も好評だった商品は「耐久撥水ライトゴルフパンツ」 (1900円)で、発売から1週間で2万枚を売り上げ、ほぼ完売状態になったという。第2弾では新色のカーキ、ブラックを追加。さらに、同じはっ水素材「MINOTECH」を使用した「耐久撥水ライトピステ」(1900円)も追加し、急な悪天候にも対応できるコーディネートを提案する。
耐久撥水ライトゴルフパンツには、内股部分と膝裏にパンチング穴によるベンチレーションを付け、蒸れを軽減させた。右前ポケットにはティー差しを付けている。
耐久撥水ライトピステは、パンツと同様水を滑らせ、雨をよけるはっ水素材を使用し、急な雨でも安心して着用できるようにした。また、ストレッチ素材を採用し、伸縮し動きやすくしたほか、身ごろの背中側を少し長くしたことで動いても背中が出ないようにした。色はチャコールグレー、ブルー、ブラックの3種類を展開する。
三密回避や健康志向でゴルフ人気が続いているものの、道具一式をそろえるにはお金がかかる。同社は「新たにゴルフを始めたいと思っても、道具一式に平均10万円かかり、なかなかその一歩が踏み出せない人も多くいる」と分析。ウェアも上下でそろえると1万〜2万円かかるとしている。
そこで同社は作業服で培った機能性を活用し、「高機能で低価格」なゴルフウェアの提案に注力。秋冬製品も含め2022年度は8億円規模、23年度は20億円、24年度は30億円規模までゴルフ関連の製品を拡大するとしている。
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