山でやりたいこと、海でやりたいこと、1位は？：登る、泳ぐ

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　青少年の育成などを行うB＆G財団（東京都港区）は、8月11日の山の日を前に「山でやりたいこと」のアンケート結果を発表した。全国の男女に、山でやりたいことを聞いたところ「キャンプ」（23.8％）と答えた人が最も多く、次いで「登山」（13.7％）、「ハイキング、ピクニックなど」（10.6％）が続いた。

「キャンプをやりたい」がトップ

　「キャンプ」を挙げた人が最も多かったが、その理由を見ると「やったことがない」という声も目立った。「キャンプ経験者は案外少ないのではないか」（B＆G財団）とコメントしている。

　4位は「BBQ」（5.7％）、以下「大声で叫ぶ」（4.2％）、「自然観察」（3.9％）、「食用生物採集」（3.6％）という結果に。

山でやりたいこと

　同財団は5〜7月にかけて、「海でやりたいこと」も調査している。ランキングを見ると、1位は「海水浴」（18.1％）、以下「釣り」（11.2％）、「カヌー、ヨットなど」（7.0％）、「スイカ割り」（5.9％）、「ダイビング」（5.3％）と続いた。

海でやりたいこと

　山でやりたいことの18位に「朝日を見る、撮影、拝む」、海でやりたいことの16位に「日光浴、日焼け」、28位に「夕日を見る、撮影、叫ぶ」がそれぞれランクイン。この結果を受けて、B＆G財団は「『山の朝日、海の夕日』のイメージには、『朝日を拝む、ご来光』というワードが示唆するように『山はカミの居場所』という意識が影響しているのかもしれない」とした。

　ハガキまたはインターネットを使った調査で、全国の男女2580人が回答した。