消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
FJネクストホールディングス(東京都新宿区)が20〜30代の単身者2000人を対象に「住みたい街」についてアンケートを実施した。その結果、「今、住みたい街」の1位は5年連続で「吉祥寺」(120人)だった。
回答した人からは「おしゃれ」「住みやすそう」「都心へのアクセスがよい」といった理由が多くあがった。そのほか、「駅周囲が栄えている」「自然が豊か」「必要なものがそろっている」「交通の便、自然、家賃の安さとコスパがいい」「都心すぎず、田舎すぎず」といった理由も見られた。
2位は「横浜」(92人)、3位は「新宿」(87人)と続いた。
横浜の理由は「おしゃれ」「憧れ」「かっこいい」「優雅そう」など、街のイメージに親しみを感じているものと、「便利」「交通の便がよい」「商業施設が充実」など、機能面(利便性)を評価しているものに分かれた。ほかには「夜景がきれい」「海が近い」といった理由も上がった。
新宿とした人からは「便利だから」「交通の便が良い」「職場の近く」などの理由が多くあがった。交通アクセス、職場との近さ、商業施設といった「利便性」が人気のポイントとうかがえる結果となった。中には「大都会生活を体験してみたい」「ステータスが高い」「遊びやすい」といった理由も見られた。
トップ5を見ると「吉祥寺」や「横浜」は、街のイメージへの評価と利便性への評価の両方がそろっている一方、「新宿」「渋谷」「池袋」は利便性への評価が目立つ結果となった。
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