「自身の睡眠に不満」働く人の6割 年代によって“悩み”が違う寝れない

» 2022年09月04日 08時00分 公開
[ITmedia]

 睡眠に不満を感じている人は、どのくらいいるのだろうか。20〜60代のビジネスパーソンに聞いたところ「満足していない(まったく+あまり)」と答えたのは65%であることが、ニューロスペース(東京都墨田区)の調査で分かった。

睡眠満足度(出典:ニューロスペース)

 「満足していない」と答えた人を年代別でみると、すべての年代で60%前後という結果に。20〜24歳の若手社員であっても不満度は61%で、「社会人経験の長短は関係なく課題を感じていることがうかがえた」(同社)

睡眠時間(出典:ニューロスペース)

 睡眠の悩みは、年代によって違いはあるのだろうか。20代で「朝起きるのがつらい」は40%を占めているが、年代が上がるにつれて悩みの割合は減少。一方、20代で「途中で目が覚める」は10%ほどだが、年代が上がるにつれて増加し、50代では一番多くを占める悩みとなっている。30代から40代にかけては「寝ても疲れが取れない」傾向がうかがえた。

睡眠の悩み傾向(出典:ニューロスペース)

 インターネットを使った調査で、ビジネスパーソン4846人が回答した。調査時期は2021年12月〜22年8月。

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