リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、20〜60代の男女1035人を対象に「デザートコース」に関するアンケートを実施した。その結果、6割以上が「デザートのみのコースを食べてみたい」と関心を示す結果となった。
「デザートコース」とは、デザートメニューのみの数品で構成されたコースのこと。「デザートのみのコースを食べてみたいか」との問いに「思う」「どちらかというと思う」と回答した人は65.9%と高い結果となった。
男女別の内訳は、いずれも60%台と大きな差はなく、男女ともにデザートコースへの関心が高いことが分かった。
コースメニューを食べるとき楽しみにしているメニューを尋ねたところ、「デザート」(60.1%)は、「肉料理」(73.9%)に次いで2位となった。
ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員 有木真理氏は、「デザートコースが人気になっている背景としては、コロナ禍において、身近なレジャー体験である飲食シーンに『ちょっとしたぜいたく』や『非日常感』を求める傾向によるもの、またエンタメ性を求める傾向の高まりによるものがあると考えられる」と分析する。
調査はインターネットで、7月22〜24日に実施した。
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