旅行で交通事故に遭いやすい都道府県 2位「東京都」、1位は?(1/2 ページ)

» 2022年10月04日 19時22分 公開
[らいらITmedia]

 インターネット広告事業を手掛けるAgoora(東京都杉並区)が運営するメディア「交通事故弁護士相談広場」は、旅行中に交通事故に遭(あ)ったことがある100人を対象に、旅行中の事故に関するアンケートを実施した。

photo 旅行中の事故に関するアンケート

 交通事故に遭った旅行先で最も多かったのは、北海道で11人だった。次いで、東京都(9人)、愛知県、長野県、沖縄県(いずれも5人)が続き、観光地と都市部での事故が多いことが分かった。

photo 交通事故に遭った旅行先で最も多かったのは、北海道で11人

 事故に遭った時期は、5月と8月が17人で最も多く、7月(11人)が続いた。ゴールデンウィーク中や夏休み期間といった休暇の多い時期の旅行で、交通事故に遭いやすかったことが分かる。

photo 事故に遭った時期は、5月と8月が17人で最多

 事故に遭った時間帯は、午後0〜3時(34%)が最多で、午後3〜6時(29%)が続いた。合計63%が午後0〜6時の日中時間帯であり、旅行中の疲労や観光地を回りたい焦りから、運転への集中力が散漫したと推測される。

photo 事故に遭った時間帯は、12時〜15時(34%)が最多

 事故でぶつかった相手は、自動車が76%と全体の4分の3を占めた。

photo 事故でぶつかった相手は、自動車が76%

 自動車同士で事故を起こした人のうち、事故の状況で最も多かったのは「後の車からの追突」で29%だった。「交差点での出会い頭の衝突」「駐停車中の追突・接触」が、それぞれ17%と続いた。一般的に起こりやすい事故パターンの「右折・左折時の衝突」は5位(6%)にとどまっている。

 事故の状況においては前後の車での追突事故が43%を占めた。旅先の不慣れな道を運転し、気が抜けた瞬間に事故に遭った可能性が推測される。

photo 事故の状況で最も多かったのは「後の車からの追突」で29%
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.