旅行で交通事故に遭いやすい都道府県 2位「東京都」、1位は？（2/2 ページ）

[らいら，ITmedia]

事故の相談相手は「自分の自動車保険会社」が最多

　事故に遭った場所は、交差点の37％が最多であり、交差点のない普通の道路が32％と続いた。

事故に遭った場所は、交差点の37％が最多

　事故の原因は、「運転時の判断ミス」（32人）と「安全確認の怠り」（29人）が上位を占めた。

事故の原因は、「運転時の判断ミス」（32人）と「安全確認の怠り」（29人）が上位

　事故の相談相手は「自分の自動車保険会社」（48人）が最多であり、「相手方の自動車保険会社」（34人）、「警察」（30人）が続いた。弁護士に相談したのは3人のみだった。

事故の相談相手は「自分の自動車保険会社」（48人）が最多

　全国20〜69歳の男女6000人を対象とした予備調査では、旅行先で交通事故に遭ったことのある人は、全体の8.13％を占めた。旅行時は気持ちが浮き足立っていることもあり、交通事故が起こりやすい状況にある。

　政府は特定条件下での完全自動運転となる「レベル4」の公道走行を目指し、制度の整備を進めている。いずれ条件の制限がない「レベル5」での公道走行が実現すれば、交通事故件数の大幅な減少が期待される。

　交通事故のない社会は実現するのか。政府と自動車メーカーの手腕が問われる。