管理職を希望している女性は、どういった理由で転職を考えているのだろうか。転職コンサルタントに聞いたところ「報酬を上げたい」(59%)と答えた人が最も多く、次いで「仕事の領域を広げたい」(54%)、「専門スキルや知識を発揮したい」(49%)であることが、エン・ジャパン(東京都新宿区)の調査で分かった。
このほか「ライフステージの変化に応じて働き方を見直したい」(43%)、「今後成長できるイメージが持てない」(28%)、「会社のビジョンや方向性に疑問を感じる」(24%)といった答えたも多かった。
女性管理職の採用することが多い企業のタイプを尋ねたところ「外資系」(69%)がトップ。次いで「大手企業」(56%)、「スタートアップ・ベンチャー企業」(34%)と続き、「中堅・中小企業」(13%)や「日系企業」(10%)は1割台にとどまった。
女性管理職の採用が多い業種は、「IT・インターネット」(48%)と「メーカー」(42%)が4割を超えた。次いで「流通・小売・サービス」(26%)、「コンサルティング」(21%)、「広告・出版・マスコミ」(17%)、「メディカル」(16%)と続いた。
インターネットを使った調査で、転職コンサルタント160人が回答した。調査期間は9月14〜21日。
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