キリン、「氷結 無糖 グレープフルーツ」を発売 シリーズの販売本数は5億本を突破

» 2022年10月14日 17時32分 公開
[ITmedia]

 キリンビールは、「キリン 氷結 無糖 グレープフルーツ」(アルコール度数4%と7%)を発売した。「氷結 無糖」シリーズのラインアップを強化する狙い。「氷結 無糖 レモン」のパッケージもリニューアルする。

「氷結 無糖 グレープフルーツ」が新発売(プレスリリースより)

 「氷結 無糖 グレープフルーツ」は、シリーズの共通価値である「お酒と果実の澄みきったおいしさ」に加え、酸味と爽やかな苦みを加えたグレープフルーツならではの味を体感できるようにした。

「氷結 無糖 」シリーズ最速5億万本突破(以下キリンビールの発表資料より)

 既存の「氷結 無糖」の売り上げは好調で、8月には累計の販売本数が5億本を突破した。2020年10月の発売から過去最速の売り上げを記録している。

 同社の実施した調査によると、顧客はRTD(栓を開けてすぐに飲める低アルコール飲料)に対し、「甘くない、クリアでスッキリした味わい」「食事に合う味わい」「カロリー・糖質などを気にしなくてよい」といったものを求めているという。

 同シリーズでは、糖類や甘味料を一切使用していない。コロナ禍の生活により在宅時間が増え、自身の心や体をケアしたいニーズにマッチした。さらなる売り上げ拡大を目指し、年間売り上げ目標を1200万ケース(250ml×24本)から1.2倍の1400万ケースへ修正している。

「氷結」シリーズの売り上げ状況

 今年度の「氷結」シリーズは、1〜9月累計で過去最高の売り上げを記録していて、右肩上がりに伸長を続けている。RTDカテゴリーは年々成長していて、のどごしシリーズや本麒麟などの新ジャンルカテゴリーの売り上げを上回る見込みだ。

酒類市場の状況

 「氷結 無糖」購入者の8割は、ビールを併飲するユーザーだという。同社は、RTD市場の活性化と、さらなる販売促進を目指す。

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