那覇市の沖縄そば店「琉球茶房すーる」でも、そばが売り切れる日が続いているという。担当者によると、1〜2月の売り上げは現在の3分の1ほどに落ち込んでいたが「観光客が増え、提供限界の80〜100食が売り切れるようになった」と喜ぶ。
組合では今後、県内での消費も増やすため、学校給食での提供回数を増やすことを模索するほか、沖縄そば作りの体験教室を開くなどに力を入れる。
稲嶺理事長は、製造量の回復について「コロナ前に比べるとまだまだ」と冷静に見る。小麦や食用油などの価格高騰などマイナスの影響もある一方で「観光客増加による消費拡大がはっきりと予測できる。今後の先行きは明るくなると期待したい」と話した。
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