日産自動車は11月1日、三重県の伊勢市と鳥羽市を結ぶ有料道路「伊勢志摩スカイライン」のネーミングライツを取得し、11月8日から「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に改称すると発表した。同社の電動化技術「e-POWER」による運転の楽しさを多くの人に知ってもらうための取り組みだという。
「伊勢志摩スカイライン」は、三重県の伊勢神宮内宮側から標高555メートルの朝熊山(あさまやま)を縦走し、伊勢志摩や伊勢湾の大パノラマが眺望できるドライブウェイ。なだらかなアップダウンや緩やかなカーブもあることから、同社は「e-POWERによる100%電気の走りを遺憾なく発揮できる」と意気込みを見せた。
伊勢志摩スカイラインを運営する三重県観光開発(三重県津市)は今回の改称について、「最近では、遠方からお越しいただく観光のお客様も少しずつ戻り始めている。今回の企画を通して、伊勢湾を臨む眺望をはじめ恋人の聖地『天空のポスト』、伊勢神宮の鬼門を守る『金剛證寺』など見どころが多い『伊勢志摩 e-POWER ROAD』の魅力をより多くの方々に知っていただける機会となることを期待している」とコメントした。
日産は改称を記念し、12月10〜11日の2日間、通行料を無料にすると発表している。
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