小田急線沿線「中古マンションが安い駅ランキング」 3位「愛甲石田駅」、2位「相武台前駅」、1位は?

» 2022年12月09日 19時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 暮らしのニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」を運営するリクルートは、小田急線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版を発表した。カップル・ファミリー向け物件の1位は小田急小田原線の「鶴巻温泉駅」(神奈川県秦野市)で、価格相場は1700万円だった。

photo 小田急線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版(画像はイメージ、提供:写真AC)

 鶴巻温泉駅は新宿駅まで快速急行で約1時間10分、小田原駅までは急行で約28分の場所に位置。駅北口側には温泉宿が2軒と日帰り温泉施設が1軒あり、温泉に気軽に入浴できる点が大きな魅力となっている。

 同駅は2018年に駅舎と南口広場がリニューアル。また駅から徒歩10分圏内には住宅の合間にスーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食店が点在しているため、日常の買い物には困らない環境といえそうだ。

photo 小田急線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版 1〜14位(以下プレスリリースより)

 2位は小田急小田原線の「相武台前駅」(神奈川県座間市)で、価格相場は1989万円。通勤準急と快速急行を乗り継ぐと、新宿駅まで約48分でアクセス可能だ。駅前にはスーパーや飲食店などが入った駅ビルがあり、駅周辺にもスーパーや飲食店が立ち並ぶ。また駅からの徒歩圏内には市役所や図書館といった公共施設、大きな公園などが集まる。

 3位は1位の鶴巻温泉駅から新宿方面へ2駅目に位置する、小田急小田原線の「愛甲石田駅」(神奈川県厚木市)で、価格相場は2150万円。駅舎は厚木市と伊勢原市にまたがるように立っており、周辺一帯は両市のベッドタウンとして発展してきた。駅北側を通る国道246号沿いには飲食店が、大通りを離れるとスーパーやベーカリーなどがそろう。

ランキングの4位以降

 ランキングの4位は「桜ヶ丘駅」(神奈川県大和市)で2385万円、5位は「鶴間駅」(神奈川県大和市)で2480万円、6位は「善行駅」(神奈川県藤沢市)で2489.5万円、7位は「南林間駅」(神奈川県大和市)で2490万円と、4〜7位には小田急江ノ島線の駅が続けてランクインした。

photo 小田急線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版 15〜20位

 続く8位は「伊勢原駅」(神奈川県伊勢原市)で2690万円、9位は「小田急相模原駅」(相模原市南区)で2790万円、10位は「読売ランド前駅」(川崎市多摩区)で2880万円という結果になった。

 調査は、SUUMOに掲載されている小田急線の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)を対象に実施した。対象物件の条件は駅徒歩15分圏内に加え、物件価格相場3億円以下で築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ、かつ専有面積が50平米以上80平米未満とした。調査期間は7〜9月。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.