消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
ソニー銀行(東京都千代田区)は、ソニー銀行に口座を持つ人を対象に「海外旅行への意欲や預金意識に関する調査」を行った。海外旅行に行く際に気になっていることを聞いたところ、1位は「為替相場」(75%)だった。7月に同社が行った調査と比較すると1.5倍に増加した。
2位は「新型コロナウイルス」(56%)、3位は「治安」(46%)、4位は「体調不良時の対応」(25%)、5位は「現地でのコミュニケーション」(17%)だった。
円安の状況を受け、海外旅行の準備として普段よりも多めに預金をしている人は15%、預金する予定の人は28%と、合わせて43%だった。多めに預金をする人に対して預金通貨として選ぶ通貨を聞いたところ、「円」が67%、次いで「外貨」が21%。円と外貨を同じくらい預金する人は12%だった。
現在、海外旅行への意欲がある人は「そう思う」「ややそう思う」を合わせると68%に上り、1年以内に海外旅行に行く予定がある人は28%だった。ソニー銀行は「新型コロナウイルスの水際対策が10月11日から大幅に緩和されたことを受け、海外旅行の意欲が高まっていることがうかがえる結果となった」とコメントした。
今回の調査は、ソニー銀行に口座を持つ人を対象にインターネットで行った。期間は22年10月17〜31日、有効回答数は6401人。
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