UR都市機構と無印良品の住空間事業部門を担うMUJI HOUSEは、「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」プロジェクトを、港南台かもめ団地(横浜市)で実施すると発表した。住戸内改修とあわせて、集会所と付随する屋外環境を整備し、集会所を核とした地域コミュニティ形成を目指す。
UR都市機構とMUJI HOUSEは、2012年度からUR賃貸住宅をリノベーションする「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を関西で開始し、15年度には首都圏から九州まで展開した。
21年度からは「MUJI×UR団地まるごとリノベーション」を始め、協業範囲を拡大。住戸だけでなく団地外観、屋外広場、商店街区といった共用部分にもリノベーションの対象を広げた。
地域コミュニティの形成にも連携して取り組むことで、団地を拠点とした地域の生活圏の活性化を目指す。プロジェクトの第一弾として花見川団地(千葉市)で、千葉市と連携して取り組みを開始している。
港南台かもめ団地では、住戸内改修と集会所と付随する屋外環境を整備することで、集会所を核とした地域コミュニティ形成を目指すとともに、神奈川県初となる「MUJI×UR」団地住戸プランを用意する。
1LDKのプランは部屋の仕切りをすべてふすまとし、キッチンを対面にすることでつながりを持った大空間を実現し、ライフスタイルに合わせて活用できるユーティリティスペースを設けた。2DKのプランは白を基調とした明るい内装で、リビングとダイニングの間のふすまを取り外し可能にし、空間を広く使えるようにした。
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