消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
クリーンエア・スカンジナビア(東京都港区)は「喫煙者に対するアンケート」を実施した。その結果、喫煙者の7割がタバコを吸う際に不便を感じていること、その理由の1位が「喫煙できるスペースが限られている」であることが分かった。
タバコを吸う際に不便を感じることはあるかと尋ねると、「はい」(71%)、「いいえ」(29%)という結果になった。
不便を感じるという人に、その理由を尋ねたところ「喫煙できるスペースが限られているから」(172人)がトップ。次いで「分煙ルールが厳しくなり、喫煙者として肩身が狭くなったから」(105人)、「指定の喫煙所まで出向くのに時間がかかるから」(94人)、「周囲の目が気になるから」(88人)、「周囲から禁煙を勧められるから」(31人)と続いた。
健康増進法の改正で喫煙環境に変化はあったかと質問すると、「いいえ」(44%)、「はい」(39%)、「健康増進法の改正について知らない」(17%)だった。
具体的に、どのような変化があったかと聞くと「飲食店や商業施設、ホテルが全面禁煙になり、不便を感じている」(75人)、「喫煙ルールが複雑になり、自由に喫煙ができなくなったと感じる」(54人)、「オフィス内に喫煙室や喫煙ブースが設置され、そこを利用するようになった」(50人)と回答した人が多かった。
将来的には禁煙したい、または本数を減らしたいと考えているかと尋ねると、「はい(本数を減らしたい)」(40%)、「はい(完全に禁煙したい)」(34%)、「いいえ」(26%)という結果になった。
インターネットを使った調査で、20〜40代の喫煙300人が回答した。調査期間は22年11月7〜14日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング