三菱鉛筆は2月20日、芯が回ってトガり続けるシャープペンシル「クルトガ」から、より使いやすくデザイン性も向上した「クルトガ 新スタンダードモデル」全8種を発売する。学生に人気のシャープペンシルの新モデルで、新学期準備の需要を取り込む狙いだ。
クルトガは2008年3月の発売以来、シリーズ累計販売本数が1億本を突破している。大手流通POS年間販売金額実績(09〜22年、全国GMS/SM/CVS/DRUG計より)では、14年連続シャープペンシル売上1位となった。シャープペンシルの芯先には「クルトガエンジン」を搭載し、芯を回転させることで書くたびに芯先を尖らせ、「文字が太くなる」「芯が折れやすい」「崩れた芯で紙面が汚れやすい」という従来からの問題を解決した。
新発売モデルはこのクルトガエンジンをさらに改良している。筆記中に芯が回転してペン先のブレをさらに軽減できるようにした。また従来のモデルにはなかった、長時間筆記に適した形状と太さのグリップを採用。長時間使用しても、持ちやすい位置をキープできるようにした。同社は「学生の勉強をサポートできるようさらに進化させた」と説明する。
デザイン面では、同ブランドのイメージカラーであるブルーを中心に、従来モデルの良さを残しつつデザイン性を向上させた。
芯径は0.3mmと0.5mmの2種類で、カラーバリエーションは0.3mmがブルー、ブラック、アイスブルー、ライトグレー、0.5mmがブルー、ネイビー、アイスブルー、ライトグレーの8種類。参考価格は605円。
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