サントリーは6月6日、「サントリープレミアムハイボール〈白州〉350ml缶」を数量限定で発売する。価格は660円に設定した。サントリーウイスキー100周年を記念した第1弾商品を展開し、話題を集める狙い。
同商品は、ハイボールに合う白州モルト原酒のみを精選。心地よいスモーキーな香りとフルーティな味わいに仕上げた。氷を入れてもおいしく飲めるようにブレンドしている。パッケージは、緑をベースに森に囲まれた白州蒸溜所の全景を描き、「白州」の文字を大きく配して本格感を表現した。
「白州蒸溜所」(山梨県北杜市)は、日本初のモルト蒸溜所「山崎蒸溜所」(大阪府島本町)に次ぐサントリーのウイスキー生産拠点として1973年に竣工した。南アルプス甲斐駒ケ岳のふもと、26万坪にもおよぶ森に囲まれた場所にある。水や気候などの自然条件だけでなく、発酵槽や蒸溜釜など設備の違いから、山崎蒸溜所とは違った個性の原酒を生み出しているという。
2023年はサントリー創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりを始めてから100周年を迎える。同社は、さらなる品質向上やウイスキー文化の発展のため、山崎蒸溜所と白州蒸溜所を改修。24年にかけて100億円ほどを投じる方針だ。
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