家を購入する際、妥協したこと 2位「リビングの広さ」、1位は?住宅設備では(1/2 ページ)

» 2023年03月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 自宅を購入する際、どんなことを妥協した人が多いのだろうか。過去2年以内に一戸建てまたはマンションを購入した人に聞いたところ「収納スペース」(27.0%)と答えた人が最も多く、次いで「リビングの広さ」(23.5%)、「外観のデザイン」(22.8%)であることが、アットホームの調査で分かった。

住まいの条件の中で妥協したこと(出典:アットホーム)

 「収納スペース」と答えた人のうち、73.1%は「妥協しても問題はなかった」と回答。理由として「断捨離する良い機会になるから」といった前向きなコメントが目立った。

 「リビングの広さ」を挙げた人のうち、77.7%は「妥協しても問題はなかった」と回答。理由として「物を出しっぱなしにしないことで広々使えるから」「住んでしまうと狭さを感じなかったから」などの声があった。

家を購入する際、妥協したこと

 「外観のデザイン」と答えた人のうち、84.6%は「妥協して問題なかった」と回答。理由として「住んでみたら気にならなかったから」「自分では妥協したと思っていても意外と来客に褒められたから」などの意見があった。

 「妥協して後悔している」割合が最も少なかったのは「外観のデザイン」(3.3%)、次いで「階数」(6.8%)という結果に。「『外観のデザイン』は妥協した割合が22.8%と3番目に多いため、妥協できて、かつ後悔しない、条件と言えそうだ」(同社)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.