消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
自宅を購入する際、どんなことを妥協した人が多いのだろうか。過去2年以内に一戸建てまたはマンションを購入した人に聞いたところ「収納スペース」(27.0%)と答えた人が最も多く、次いで「リビングの広さ」(23.5%)、「外観のデザイン」(22.8%)であることが、アットホームの調査で分かった。
「収納スペース」と答えた人のうち、73.1%は「妥協しても問題はなかった」と回答。理由として「断捨離する良い機会になるから」といった前向きなコメントが目立った。
「リビングの広さ」を挙げた人のうち、77.7%は「妥協しても問題はなかった」と回答。理由として「物を出しっぱなしにしないことで広々使えるから」「住んでしまうと狭さを感じなかったから」などの声があった。
「外観のデザイン」と答えた人のうち、84.6%は「妥協して問題なかった」と回答。理由として「住んでみたら気にならなかったから」「自分では妥協したと思っていても意外と来客に褒められたから」などの意見があった。
「妥協して後悔している」割合が最も少なかったのは「外観のデザイン」(3.3%)、次いで「階数」(6.8%)という結果に。「『外観のデザイン』は妥協した割合が22.8%と3番目に多いため、妥協できて、かつ後悔しない、条件と言えそうだ」(同社)
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