消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
BHI(東京都渋谷区)は「話題のアニメ映画」に関する調査結果を発表した。ここ数年の人気アニメ映画を劇場を見た割合は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が24.1%、『THE FIRST SLAM DUNK』が14.8%、『すずめの戸締まり』が13.4%、『ONE PIECE FILM RED』が13.0%と、いずれも10人に1人以上であることが分かった。
劇場に足を運んだ人のうち、2回以上見たリピーターの割合を見ると、『THE FIRST SLAM DUNK』(30.4%)がトップ。『ONE PIECE FILM RED』(30.0%)、『すずめの戸締まり』(27.6%)、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(25.3%)も3割近い割合だった。
6回以上見た熱心なファンの割合では、『ONE PIECE FILM RED』が2.3%と最も高かった。
もらった特典では、公開初期に見にいく人が多いこともあり、どの映画も第1弾の特典の割合が高かった。
一番うれしかった特典を見ると、『THE FIRST SLAM DUNK』では「第3弾 安西先生のタプタプステッカー」、『ONE PIECE FILM RED』では「カードゲーム チュートリアルデッキ」の声が多かった。『すずめの戸締まり』だと「芹澤のものがたり」、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』だと「煉獄零巻」と答えた人が目立った。
各作品の国内興行収入(3月5日時点)は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が404億円、『ONE PIECE FILM RED』が197億円、『すずめの戸締まり』が140億円、『THE FIRST SLAM DUNK』が116億円。
インターネットによる調査で、男女1000人が対象。調査期間は2月21〜25日。
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