「ブルガリアヨーグルト」約10年ぶりの新製法 口の中でより崩れやすく約10年ぶり

» 2023年03月14日 05時00分 公開
[ITmedia]

 明治は3月13日、ヨーグルトブランドから、新製法「くちどけ芳醇発酵」を採用した「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を発売すると発表した。ブランド50周年を記念した取り組みだという。新製法を取り入れるのは約10年ぶりで、3月27日から全国で展開を開始する。希望小売価格は291円とした。

明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン(出所:プレスリリース、以下同)

 独自開発したくちどけ芳醇発はどういったものなのか。同社によると、プレーンヨーグルトは乳タンパク質と乳脂肪球が網目状のネットワークを形成した構造をしているという。脂肪球を意図的に通常よりも小さくする「脂肪微細化」を実施すると、食感の濃厚感が増すことが分かった。従来の製法に、超高温殺菌と脂肪微細化を組み合わせたのが特徴だ。

 従来製法と比較すると、口の中でより小さい力でヨーグルトが崩れやすく、くちどけ良く滑らかに感じられることが示唆されたという。また、爽やかさの中にミルク感が広がる芳醇なあじわいを楽しめるとしている。

くちどけ感のイメージ

 パッケージもリニューアルする。新デザインは、左右対称の白い正円を中央に配置することで、シンプルかつ存在感を高めながら、ピュアなヨーグルトのイメージを表現している。背景には紺色のグラデーションを採用。腸から全身へ健康が広がっていくイメージを表現した。

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