京王電鉄(東京都多摩市)は、国土交通大臣宛に鉄道旅客運賃の変更認可を申請した。改定時期は10月を予定しており、切符の初乗り運賃は130円から140円に、ICカードは126円から140円に引き上げる予定だ。
乗車区間に応じた値上げは「改定額を抑えた」とコメントしており、最大で42円の引き上げとなる。新宿〜高尾山口間は、現在は切符で390円のところを430円に、ICカードでは388円から430円にする見込み。改定率は13.3%、増収率は11.5%になる。
運賃の値上げは、消費税率変更によるものを除けば1995年ぶり。コロナ禍で利用者が同業他社と比べても減少し、以前の水準までの回復が見込めないことや、2021年10月の車内傷害事件を受けた防犯対策、バリアフリー設備の整備などを理由に踏み切った。
通勤定期は、割引率は37.6%で据え置きのまま、普通運賃の値上げに合わせて改定する。 通学定期は家計負担に配慮し据え置きとし、割引率は77.4%から80.1%に上昇する。
また、相模原線京王多摩川〜橋本間の乗車キロに応じて設定している加算運賃を廃止する。
鉄道各社は苦況なのに、なぜJR東海は「大幅な業績回復」を成し遂げたのか?
JR東日本が「年間3000億円」の借金返済に追われるワケ 「不採算線区の廃止」やむなしの苦しい現状
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング