キリンビールは、4月製造品より「キリン のどごし<生>」をリニューアルする。飲みごたえや後キレ、パッケージを強化。物価高騰による節約志向の高まりから、低価格帯のビール類に商機を見いだしている。
2020年10月の酒税改正によって新ジャンルが増税となった。同社の推計によれば、新ジャンル市場は縮小傾向にあるものの、引き続きビール類市場で4割程度を占めているという。
近年の物価高騰によってお客の節約志向が高まっていて、今後も低価格帯のビール類である「エコノミーカテゴリー」へのニーズは根強いと予測。「新ジャンルは重要なカテゴリー」と見ている。
そんな中、同社はキリン のどごし<生>をリニューアル。「ゴクゴク、全身で楽しむ爽快感」を味わえる商品として提供する。
同商品は、2005年に発売。以来「ゴクゴク飲める爽快なうまさ」と「スカッと明るくなれる気持ちをもたらす」独自のブランド価値が高く評価されている。今回のリニューアルでは、ドイツ産ヘルスブルッカーホップの使用比率を向上させ、飲みごたえを強化。後半には後キレを感じる「爽快なうまさ」を進化させた。
パッケージは、「太鼓判ロゴ」の視認性を上げることにより、ブランドイメージを強化した。ビールのシズル感の印象も強め、おいしさを表現している。
担当者は、「これから始まるビール類が一番おいしい季節を全力で楽しんでいただきたいという思いで開発した。この商品を通して、毎日にスカッと明るい時間と元気をお届けしたい」とコメントした。
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