消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
メディア「高級ナビ」を運営するsecret place(東京都世田谷区)は、20代以上の女性を対象に、「女性に人気のハイブランドの財布」について調査を実施した。今自身が使っている財布のブランドを聞いたところ、1位は「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」(87人)だった。
2位は「COACH(コーチ)」(75人)、3位は同率で「GUCCI(グッチ)」と「FURLA(フルラ)」(41人)という結果だった。
1位の「Louis Vuitton」を使っている人からは、「シンプルで飽きないデザイン。男女共に使いやすいと思う」(43歳)、「年数を使っても壊れにくい。使い始めも綺麗でいいが、年数を重ねるごとに皮に味がでてきて飽きない」(37歳)、「誰でも知っていて高級感がある」(48歳)などの声が聞かれた。「Louis Vuitton」を選んだ人の理由としては、「デザイン、品質共に長く使える」が最も多かった。
2位の「COACH」を使っている人からは、「ハイブランドの中では手頃で、流行に左右されないデザインと気取り過ぎていない点が好き」(36歳)、「コストパフォーマンスが抜群」(34歳)、「シンプルなのに上品で手が届きやすいハイブランドだから」(30歳)という意見が多く聞かれた。「COACH」を選んだ理由では、「上品でシンプルなデザイン」「ハイブランドの中では手が届きやすい価格」などが目立っていた。
3位の「GUCCI」を使っている人からは、「派手過ぎずシックなデザインが多く大人っぽいところ」(29歳)、「他と被らない個性的な柄が好き」(25歳)、「他のブランドよりも渋みがあってかっこよいところと、品があるところ」(30歳)という声が聞かれた。「GUCCI」を選んだ理由では、デザインに関するものが大半となった。
同じく3位の「FURLA」を使っている人からは、「シンプルだけど可愛さもある点」(34歳)、「シンプルなデザインで価格もそんなに高くないところ」(28歳)、「可愛らしさもありつつ上品なところ」(28歳)などの意見が多かった。「FURLA」を選んだ理由では、「シンプルで可愛らしいデザインが好み」という声が最も多く、約8割が20〜30代で、若い世代の女性に人気なブランドという傾向がうかがえた。
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