隠岐諸島の海士町に全7棟のグランピング施設 マリンアクティビティーが充実：5月に開業

[ITmedia]

　地方経済の活性化事業を手掛けるFoundingBase（東京都世田谷区）は、島根県海士町に全7棟のグランピング施設「TADAYOI-海士グランピング」を開業する。町内事業者と連携して季節ごとのアクティビティーを提供し、観光客を呼び込む。

島根県海士町に全7棟のグランピング施設「TADAYOI-海士グランピング」を開業する（画像はプレスリリースより）

　隠岐諸島は環境変動の結果、約1万年前に離島となったことで生み出された独自の植生や、隠岐の地史・地理・地質が生み出した自然環境に最適化した文化、日本海の離島という地理によって育まれた歴史などが狭い島の中でコンパクトに見られる、といった点から、ユネスコ世界ジオパークに認定されている。

2タイプの客室を用意（画像は海士町の公式YouTube「あまコミュニティチャンネル」より）

　菱浦港から約5分のレインボービーチに位置する「TADAYOI-海士グランピング」は、こうした自然環境と内海を客室から一望できる仕様とした。部屋はドームテント5棟とコットンテント2棟の2タイプを用意し、全棟を1棟貸し切りとした。個別の客室ごとにトイレやシャワー、キッチンスペースを備える。

マリンアクティビティーを提供する（画像はプレスリリースより）

　島の自然を楽しめるアクティビティーを取りそろえ、SUPやクリアカヤックなどのマリンアクティビティーを提供する。また、施設外での収穫体験やクルージングなど、季節ごとのアクティビティーを町内事業者と連携して提供する。