消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
旅行予約サービス「楽天トラベル」は国内旅行の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)をもとに、「グランピングが人気の宿ランキング」2023年版を発表した。その結果、1位は21年から3年連続で山梨県の「河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾート」。2位は山梨県の「グランピングヴィラハンズ河口湖」、3位は千葉県の「旅館&グランピングリゾート 花山水 −HANASANSUI−」だった。
1位の「河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾート」は、富士五湖の1つ「河口湖」の湖畔にあり、富士山と河口湖を一望できるロケーションが人気のグランピング施設。項目別のクチコミでは、立地への評価が4.57(3月23日時点、5点満点中)と特に高評価となっている。
約6000坪の広大な敷地には、宿泊棟のコテージに加えて、富士山の眺望を楽しめるカフェや散策ができる遊歩道を有している。各部屋には専用のバーベキュー棟があり、調理器具や食器も用意。プライベートな空間で周囲を気にすることなく、食材や飲み物を持ち込んで自由に食事を楽しめる。宿泊構成別では、グループ利用が全体の半数以上を占めている。
2位の「グランピングヴィラハンズ河口湖」は、20年7月にオープンしたグランピング施設。富士山の麓に、ジャグジーや薪ストーブなどの贅沢(ぜいたく)な設備が付いたヴィラタイプ、ドームテント型のパオタイプ、築100年以上の古民家を移築再生したゲストハウスタイプの3種類の客室を用意している。
敷地内には大浴場や地酒を提供しているカフェバーも併設しており、アウトドアグッズの無料レンタルにも対応。火起こしレクチャーや薪割り体験など、家族連れやアウトドア初心者も安心して楽しめるアクティビティも人気で多くのクチコミを集めている。宿泊構成別では、ファミリー客の利用が最も多く半数以上を占めている。
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