極端な長時間労働やノルマがあったり、サービス残業やハラスメントが横行していたりする「ブラック企業」。就活をしたことがある人の67.3%が「就職・転職活動時にブラック企業かどうかを気にした」ことが、AlbaLink(東京都江東区)の調査で分かった。
「気にした」と答えた人に、その理由を尋ねたところ「転職回数が多かったので、『最後の就職先にするぞ』という気持ちで探していたから」(38歳女性)、「最初の会社がブラック企業だったので、ブラック企業への転職はなんとしても避けたいと思っていた」(46歳男性)といった回答があった。
一方、「気にしなかった」と答えた人からは「自分自身がやりたいことかどうかを重視していた」(32歳男性)、「若かったため『とりあえず仕事に就ければいいや』と軽く考えていた」(35歳女性)といった声があった。
「入社前にブラック企業を見抜く方法」を聞くと、1位は「求人内容をよく読む」で23.5%。以下「ネットの口コミを調べる」(21.9%)、「面接で違和感を探す」(20.5%)、「社内・社員の雰囲気を知る」(18.5%)が続いた。
1位の「求人内容をよく読む」と答えた人に、具体的にチェックするポイントを尋ねると「アピールポイントが抽象的」「応募条件がゆるい」「労働条件が悪い」などが挙がった。
インターネットによる調査で、就職活動・転職活動をしたことがある男女501人が回答した。調査期間は3月5〜16日。
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