消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
時短の食事に役立つ、持ち帰り弁当のチェーン店。LINE(東京都新宿区)が運営するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」の調査によると、「一番好きな持ち帰り弁当のチェーン店」の1位は「ほっともっと」(35.0%)だった。
2位は「ほっかほっか亭」(11.7%)、3位は「オリジン弁当」(8.4%)が続いた。一方、「持ち帰り弁当のチェーン店には行かない」という人も34.4%いた。
地域別にみると、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州・沖縄では「ほっともっと」が1位だったのに対し、四国だけは「ほっかほっか亭」が1位。「ほっともっと」「ほっかほっか亭」の2強以外では、北海道では「ベントス」、東北、関東では「オリジン弁当」、中部では「お弁当どんどん」、近畿、中国では「本家かまどや」、九州・沖縄では「おべんとうのヒライ」が上位にランクインした。
1位の「ほっともっと」を好きな理由を聞くと、最も多かったのは「立地がいい」で34.1%。以下「おかずやお総菜がおいしい」(28.5%)、「弁当の種類が充実している」(25.5%)、「値段が安い」(22.9%)が続いた。
2位の「ほっかほっか亭」や3位の「オリジン弁当」を好きな理由でも「立地がいい」が最も多くなっており、LINEリサーチでは「おいしいことはもちろん、すぐに立ち寄れる立地の良さが重要なようだ」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は日本全国の15〜64歳の男女5254人。調査期間は3月9〜12日。
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