消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULL(東京都千代田区)は、20〜69歳の男女317人を対象に「中古住宅に関する意識調査」を実施した。その結果、中古マンションを購入する前、不安に思っていたこととして「設備が古そう」(31.9%)という意見が最も多かった。
中古マンション購入者が抱える不安トップ3は、「設備が古そう」、「家に隠れた欠陥がありそう」(24.9%)、「後から管理費や修繕積立金が上がりそう」(24.0%)だった。
一方で、購入後の印象の変化を尋ねたところ、「設備が古そう」「家に隠れた欠陥がありそう」「設備が壊れていそう」といった事前の不安を「感じていない」と回答した人はいずれも半数を超えた。
「後から管理費や修繕積立金が上がりそう」に関しては、購入後も「不安を感じる(今も不安を感じる、今もやや不安を感じる計)」との意見が76.3%に上っており、金銭面の不安は購入後もなかなか払拭できない様子がうかがえる。
調査は3月28〜31日に、インターネットで実施した。
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