消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
緊急事態宣言や水際対策の強化などもあり、コロナ禍ではなかなか難しかった旅行。日本で働く人のうち「直近取得した休暇で『旅行せず、ステイホームした』」割合は48%で、世界で最も高いことがエクスペディアの調査で分かった。
日本以外の国で上位に並んだのは、「カナダ」「米国」「フランス」(いずれも26%)、「ドイツ」(24%)、「英国」(23%)、「香港」(20%)だった。日本で働く人の半数近くが「旅行せず、ステイホーム」したことになるが、世界で最も多い割合となったのは3年連続。
一方、今年最も楽しみにしている旅行を聞くと、「夏休み中の旅行」と答えた割合は「ドイツ」(50%)と「日本」(48%)が上位。次いで「英国」(44%)、「カナダ」(41%)、「フランス」(38%)が続いた。
今年の旅行は予約したかどうかを尋ねたところ、日本で働く人の37%が「予約済み」と回答。内訳としては、20%が「国内旅行」、10%が「海外旅行」、7%が「国内海外両方」を予定している結果となった。この結果を受けて、エクスペディアは「休暇の過ごし方が多様化していることがうかがえる」とコメントした。
インターネットによる調査で、対象は北米・中南米、欧州、アジア太平洋地域で働いている人1万4527人。調査期間は2月9日〜3月3日。
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