アニメ『推しの子』の主題歌に起用された、音楽ユニットYOASOBIの新曲『アイドル』のPV動画再生数が急激に伸びている。公式YouTubeチャンネルに4月13日に公開したPVは、約1ヶ月で8600万再生を記録。ノンクレジット版のPV(約1200万再生)と合わせると累計1億回突破も射程圏内だ。推しの子も動画配信サービス「Netflix」内の視聴数トップ10にランクインするなど好調で、相乗効果で主題歌の再生数も伸びている。これに加え、ネットユーザーが同曲と音程が似ている別曲を組み合わせた動画を作成し、話題に。原曲の再生数増に貢献している。
推しの子は、『かぐや様は告らせたい』原作者の赤坂アカさんと、『レトルトパウチ』などを手掛けた横槍メンゴさんがタッグを組み、「週刊ヤングジャンプ」で連載中。原作漫画の累計発行部数は500万部を突破している。
産婦人科医の主人公が急死後、前世の記憶を持ったまま好きだったアイドルの子どもとして生まれ変わる作品で、ジャンルで言えば、いわゆる“転生もの”に該当する。
話題になっているのは、アイドルの原曲と『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主題歌として知られる『STORM』を合成した動画。既存の音声や動画を個人が合成したコンテンツは「MAD動画」と呼ばれ、2曲のサビの歌詞「アイドル」「ゲッター」の音程が似ていることから作成された。作成者がTwitterに投稿した結果、話題となり、ニコニコ動画やYouTubeで類似作品の投稿が続出。「推しの子ゲッター」「ゲッターの子」「推しのゲッター」などの造語も登場した。
ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
ファミマの「生コッペパン」1000万食突破 ヒットの要因は“古臭さ”払拭にあり
「スシロー」はなぜ、“食器舐め”本人の謝罪を拒否したのか 広報に聞いた
「楽天モバイル」はなぜ苦戦しているのか 背景に4つの誤算
「工場の製造が追い付かない」──ファミマの「クリームパン」、4週間で650万個販売 好調の理由を広報に聞いた
「生クリーム好き歓喜」──セブンイレブンの“具なし”「ホイップだけサンド」に反響 商品化の狙いは? 広報に聞いた
正念場迎える「楽天モバイル」 財務戦略に潜む苦難の実情Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング