猫駅長「たま」で知られる和歌山電鉄が、猫用のトイレ砂「脱臭梅」を発売した。これまで捨てられていた梅干しの種を使う。リサイクルから一歩進んだアップサイクル(再利用)の取り組みで、「使用するだけでSDGsに取り組める」(同社)とアピールする。
脱臭梅は、香料などの化学物質を使用せず、梅干しの種のみで作られる。微生物の分解によって土に還り、トイレにも流したり、燃やしたりできる。部屋の生活臭にも効くという。
サイズは、0.5L(お試しサイズ)が350円、3.0Lが1280円、7.0Lが2880円(いずれも税込)の3種類。貴志駅、伊太祈曽駅のほか、公式オンラインショップで取り扱う。
近年、アップサイクルという取り組みが認知を広げ、支持を得つつある。スナックミーの調査によると、価格や機能が変わらなければ、アップサイクル商品を買う人は56%。そうでない商品を選ぶと答えた人(21%)よりも多かった。
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