カシオ計算機(東京都渋谷区)は、G-SHOCKの新製品「GW-9500」を7月14日に発売する。過酷な陸地での使用を想定した「MUDMAN(マッドマン)」の新モデルで、方位計測時の視認性を高める二層液晶を備えながら、薄型化により装着性を高めた。カラーバリエーションは3種類で、希望小売価格は各5万5000円。
陸での使用を想定したマッドマンは、防塵/防泥性能を備えた人気モデル。陸、海、空それぞれの環境に特化し、その性能を発揮する製品を展開している。
GW-9500は視界が阻まれた環境でも使えるよう方位計の視認性を高めるため、二層液晶を採用。上層の液晶で方位を、下層の液晶で時刻や計測値を表示する。
また、ミッション時での腕の動きを妨げないよう、薄型化も実現。ベゼルに切削した風防ガラスをはめ合わせる構造を採用することなどにより、従来機種と比較して3.4ミリの薄型化を実現した。
操作性を確保するため、センサーを計測/表示するダイレクトボタンやフロントボタンは、大型かつ泥水などを排出しやすい形状を採用している。
カラーバリエーションは、ブラックの「GW-9500-1」、グリーンの「GW-9500-3」、オレンジの「GW-9500-1A4」。サイズは56.7×52.7×14.8ミリ、重さは81グラム。
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