福島県の住みここちランキング 3位「須賀川市」、2位「桑折町」、1位は？：大東建託調べ（1/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

　大東建託（東京都港区）は、福島県の居住者を対象とした居住満足度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023＜福島県版＞」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023＜福島県版＞」として集計した。福島県の住みここちランキングの1位は「郡山市」だった。

大東建託は、福島県の居住者を対象とした居住満足度調査を実施した（画像はイメージ、提供：写真AC）

　福島県民の住みここちランキング1位は、3年連続で県中通り中部、東京から200キロ圏内に位置する「郡山市」が獲得。同市の人口は約32万人と県庁所在地の福島市より多く、東北では仙台市、いわき市に次ぐ3番目となっている。鉄道や東北・磐越両自動車道が縦横に交差するなど交通の利便性も良く、「陸の港」とも称される。

1位は「郡山市」（出典：いい部屋ネット）

住みここちランキング2023＜福島県版＞TOP5（出典：プレスリリース）

　2位を獲得したのは、県中通り地方の北部に位置する「桑折町」だった。仙台藩伊達氏の発祥の地であり、日本三大鉱山の一つと数えられた半田銀山、国内有数の養蚕地帯を有する。阿武隈川や半田山の恵みを受けた自然豊かな町であり、桃・りんご・柿などの果樹栽培が盛んに行われている。

2位は「桑折町」（出典：いい部屋ネット）

　3位は県中通りの中部に位置する、「須賀川市」が獲得。同市は首都圏や仙台方面へのアクセスも良好で、「福島空港」も有する。公共施設や季節ごとに開催されるイベント（きうり天王祭、釈迦堂川花火大会、松明あかしなど）も充実している。

3位は「須賀川市」（出典：いい部屋ネット）

住みここちランキング2023＜福島県版＞TOP10　因子別順位（出典：プレスリリース）