この記事は、『上手に時短できる Excel仕事の教科書』(星野 結城著、SBクリエイティブ)に掲載された内容「規則的なデータはフラッシュフィルで自動入力! フラッシュフィルで入力する」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
本項では、フラッシュフィルについて解説していきます。フラッシュフィルは入力パターンに規則性のあるデータを自動入力できる機能です。では、どんなときにフラッシュフィルを使用できるか具体例を見ていきましょう。
Excelを使った業務では、大量のデータに対して同じような処理を行うことがよくあります。例えば、名簿に入力済みの氏名を「姓」と「名」で分割するようなケースです。このような場合は関数を使うと取り出しやすいと考えてしまうのですが、姓と名の間が半角スペースと全角スペースが混在している場合、うまく取り出すことができません。そこで活躍するのがフラッシュフィルです。
それでは実際にフラッシュフィルを利用してデータを取り出してみましょう。
上記の例では氏名から姓と名を取り出していますが、そのほかにもメールアドレスの「@」より後ろのを取り出すといったことも可能です。この場合は、顧客がどのメールサービスからメールしているかどうかがすぐに取り出すことができます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング