若者の9割がオンライン会議で「カメラオフ」 上司との認識ズレ、社内のルールは?週4以上オンライン会議をしている100人を対象(2/2 ページ)

» 2023年10月17日 10時30分 公開
[ほしのあずさITmedia]
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「カメラをオン」にするのはどういう時?

 オンライン会議で「いつでも必ずカメラはオンにする」「基本はオフ、状況に応じてオンにする」と回答した人に、カメラをオンにする場面を尋ねたところ「顧客や取引先もしくは社外の人との打合せ」が60.2%と最多だった。

 2位の「1on1、個別面談」も53.0%と半数以上で、3位に「部内/チーム内の報告・共有のためのミーティング」(44.6%)がランクインした。

 一方で最小は「雑談」(8.4%)で、トップと約7倍のポイント差が開いたことから、TPOに応じてカメラのオン・オフを切り替えていることが読み取れる。

カメラ カメラをオンにする場面は?

 また、オンライン会議にて「カメラのオンを求められたことはあるか」と質問したところ、「何度もある」が13.0%、「数回程度ある」が52.0%、「一度だけある」が10.0%と、全体の75.0%が「求められたことがある」と回答した。

 カメラのオンを求めてくる人の役職を問うと、「課長」(50.7%)と「本部長/部長」(48.0%)が約半数と多く、回答者である20〜30代社員が上司からミーティングや指導を受けている背景が想定される。

カメラ どの役職の人にカメラのオンを求められる?

 調査はオンライン会議が週に4回以上あり、ハイブリットワークを行っている従業員300人以上の企業に勤める20〜30代の会社員100人を対象にインターネットで実施した。期間は9月12〜13日。

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