食べてみたい「ブランド牛」ランキング 2位「神戸牛」、1位は？

[堀内ひろ，ITmedia]

　日本各地に数多く存在するブランド牛。名前を聞いたことがある割合が最も高いブランド牛は「松阪牛」（81.4％）であることが、阪急交通社（大阪市）の調査で分かった。

人気のブランド牛は？（出所：阪急交通社、以下同）

　松阪牛は、三重県の松阪牛生産区域で育った黒毛和種。松阪牛として認められるには「松阪牛生産区域（旧22市町村）での肥育期間が最長・最終であること」「生後12カ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内に限る」といった条件がある。

　2位は「神戸牛（神戸ビーフ）」（80.5％）。但馬牛のうち、未経産牛・去勢牛であり、枝肉格付などが規定の数字以上であるものだけが神戸牛と呼ばれる。

　3位は「米沢牛」（78.0％）。黒毛和種の未経産雌牛であるだけでなく、「飼育者は、置賜三市五町に居住し米沢牛銘柄推進協議会が認定した者で、登録された牛舎での飼育期間が最も長いものとする」「生後月齢32カ月以上のもので日本食肉格付協会が定める3等級以上の外観並びに肉質及び脂質が優れている枝肉とする」といった条件がある。

　4位以下は「近江牛」（70.3％）、「飛騨牛」（67.5％）、「宮崎牛」（59.0％）、「前沢牛」（57.7％）が続いた。

ブランド牛の名前を聞いたことがある割合

　「一番食べてみたいブランド牛」を聞くと、トップは「松阪牛」（32.9％）。以下「神戸牛（神戸ビーフ）」（13.9％）、「米沢牛」（6.4％）、「飛騨牛」「前沢牛」「但馬牛」（いずれも3.9％）が続いた。

一番食べてみたいブランド牛

　インターネットによる調査で、対象は20代以上の男女532人。調査期間は8月7〜14日。