電車やバスなどの公共交通機関に設けられていることがある優先席。「電車に乗った際に優先席に座ることがある」という人は66.9%と、ほぼ3人に2人にのぼることがわかもと製薬(東京都中央区)の調査で分かった。
優先席に座ったことがある人に「座る理由」を聞いた。最も多かったのは「その席を必要とする人がいたら譲るつもりで座るから」(47.3%)。以下「席が空いているのに立っていると邪魔になるから」(38.4%)、「高齢だから」(27.0%)、「その席しか空いてないから」(26.6%)、「疲れているから」(23.4%)が続いた。
優先席に座らない人にも理由を聞いた。最も多かったのは「その席を必要とする人のために空けておくべきだから」(64.9%)。以下「特に理由がないのに優先席に座ってはいけないと思っているから」(32.4%)、「席を譲ることを意識しないといけないので落ち着いて乗っていられないから」(26.0%)、「優先席かどうか関係なく座らない(立つことにしている)」(15.6%)、「優先席に座ったことでトラブルになったら嫌だから」(12.7%)が続いた。
「優先席はどんな人が優先されるとイメージしていますか」という質問に対し、「体が不自由な人」(92.3%)、「高齢の人」(92.0%)、「妊婦または乳幼児を連れている人」(89.1%)が上位。以下「けがをしている人」(78.0%)、「体調の悪い人」(69.4%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は1949人。調査期間は9月12〜19日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング