G-SHOCK、初号機のスクエア型を受け継ぐ新モデルを発売ビッグバンや惑星がモチーフ

» 2023年11月12日 08時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 カシオ計算機は、G-SHOCKの新製品「GCW-B5000UN」を11月28日に発売する。G-SHOCK発売40周年を記念したシリーズで、初代のスクエア型を引き継ぐ「5000」シリーズにカーボンを採用し、強さと軽さを両立した。ラインアップは全2モデル。希望小売価格は各29万7000円。

「GCW-B5000UN」。左から「GCW-B5000UN-1」と「GCW-B5000UN-6」(出典:プレスリリース、以下同)

 1983年に初代モデル「DW-5000C」が登場したG-SHOCKは、約40年にわたり常にタフネスを追求してきた。近年は素材に樹脂やメタルに続いて、ステンレスと比較して約7倍の硬度と軽さを併せ持つカーボンを活用している。

 新商品のGCW-B5000UNは、初代を継承するスクエア型の「5000」シリーズにパーツごとで異なる製法のカーボンを採用した耐衝撃ウオッチとなる。複雑な形状を構成するため、ケース、ベゼル、バンド、中留それぞれに適したカーボンを使い分けることで、ステンレス採用のフルメタルモデル「GMW-B5000D」(約167グラム)に対し約65グラムと、61%の軽量化を実現している。

 ベゼルとバンドには、成形の自由度が高いフォージドカーボン(模様や色調には個体差あり)、中留には曲げに強い積層カーボンを使用。また、裏蓋と一体化させたモノコックケースにはカーボンファイバー強化樹脂を用いている。

「GCW-B5000UN-1」(左)、「GCW-B5000UN-6」(右)

 デザインは、広がり続ける宇宙空間と重ね合わせ、ビッグバンや惑星をモチーフに採用。ベーシックなブラック「GCW-B5000UN-1」に加えて、混色成形を行ったパープル「GCW-B5000UN-6」の2モデルをラインアップした。

フォージドカーボンを用いたベゼルとバンド(左)、中留の二つ折れに積層カーボンを採用(右)

 背面にはグラフィックアーティストのエリック・ヘイズ氏による40周年記念ロゴを刻印するなど特別感のあるモデルに仕上げている。サイズは49.1×45.0×14.5ミリ、重さ約65グラム。

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