新型コロナウイルス感染症の5類以降から半年以上が経過した。多くのイベントが4年ぶりに再開されている中、オフィスはどのように変化したのか。日本トレンドリサーチを運営するNEXERは、「ユアマイスター forbiz」と共同で「5類移行でのオフィスの感染対策や清掃の変化」に関するアンケートを実施した。
コロナウイルスのオフィス清掃や感染対策について、5類感染症への移行前後で、「変わった」とした人は54.3%に上った。清掃に変化があったとした人は4.7%、感染対策に変化があったとした人は70.4%、またどちらも変化があったとした人は24.9%だった。
具体的には「テーブルなどのアルコール拭き掃除をしなくなった」(40代・男性)、「それまで設置されていたカウンターのアクリル板、デスクとデスクの間のパーテーションがなくなった」(30代・女性)「検温しなくなった」(20代・女性)といったコメントが寄せられた。
また、オフィス内でのマスク着用については、78.4%が「自由になった」と回答した。
5類移行後、清掃や感染対策が変わったことについて、「あまり良くない」「良くない」とした人は、25.3%にとどまり、7割が「良い」と考えていることが分かった。「良い」とした人からは「制限がなくなり、スムーズなコミニケーションが取れる」(50代・男性)、「気軽に行動できるから」(20代・男性)といった意見があった。
一方で、「まだコロナは流行っているので感染対策はしっかりした方がいい」(50代・男性)など、感染の再拡大を危惧している声も寄せられた。
調査は9月12〜14日にインターネットで実施。全国の男女466人から回答を得た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング